2016-01-01から1年間の記事一覧

「~しかない」という言い回し

「~しかない」という言い回しを聞くことがある。「財布に100円しかない」や「徒歩で行くしかない」などは何の変哲もない言葉遣いだが、少し風変りな使い方として「彼には感謝しかない」とか「あの件に関して、あいつには怒りしかない」というようなものがあ…

平方イコルスン『スペシャル』第32話を読んで、そわそわしている

平方イコルスンの『スペシャル』という漫画がある。トーチwebで連載していて単行本は第1巻が出ており、第1話から第20話までが収録されている。スペシャル 1 (torch comics)作者: 平方イコルスン出版社/メーカー: リイド社発売日: 2016/04/11メディア: コミッ…

根拠を示せない判断

今日は外に出ず部屋にいた。昼前と昼過ぎに講義はあったけれど、朝から考え続けていることがあり思考が途切れてしまうのが嫌で休んだ。しかし結局のところ昼時になっても考えがまとまらなかったので昼食を食べるときに中断し、そのままになっている。午後か…

怠けの受容

自分にとって理解可能な文章を書こうという方針をたてたものの、特に論じれるようなまとまった内容を持ち合わせていないため書けずにいた。しかし考えてみれば、文章を書くからと言って何かを論じなくてはならないということもないし、むしろ日常的な事柄ほ…

伊藤清三『ルベーグ積分入門』の難点とその解消

ルベーグ積分の入門書として裳華房から出版されている伊藤清三の『ルベーグ積分入門』は非常に有名だ。ルベーグ積分入門 (数学選書 (4))作者: 伊藤清三出版社/メーカー: 裳華房発売日: 1963/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 25回この商品を含むブログ…

文章の書き方について

僕は常々うまく文章が書けるようになりたいと思っている。うまく書けている文章とは以下の何点の条件を満たすものである、というような定義が自分の中にあるわけではないけれど、これを満たした文章を書けるようになりたいという条件はいくつも思いつく。そ…

映画 ヒーローマニア 生活 感想1

映画『ヒーローマニア』を見た。原作である福満しげゆきの『生活』は以前に読んだことがあり、面白かったので、映画化されるなら是非観たいと思い観に行った。 それで、観た感想だけれども、面白くなかった。上映中にいつ終わるのかと待ち遠しくなるほどだっ…

評論を学び始めて

評論を学ぶというカテゴリを作り、文芸評論を学び始めた。これまで全く学んだことのないジャンルなので学び方がわからない。とりあえず、頭から読みつつ内容をまとめて、その都度気になる点を書き留めるという方法をとることにした。慣れないからか1つの項目…

フランケンシュタインを読む1

光文社古典新訳文庫の小林章夫訳『フランケンシュタイン』と中公新書の廣野由美子『批評理論入門』を読んだ。前者は8日の深夜から朝にかけて読み、後者は9日の昼頃から読んだ。どちらも読み通しただけであり、内容がまだあまり頭に入っていないような気がす…

漫画を論じたい

久しぶりに文章を書く。前回このブログに文章を投稿したのは7、8カ月も前になる。以前に投稿をした文章を改めて読んだら、恥ずかしくなって削除したくなるものかと思ったらそんなことはなかった。インデントも段落分けもしていないので読みにくくはあるが…