八丁味噌がうまい

 ここ一カ月ほどよく味噌汁を作っている。以前は「一品+ごはん」という形の献立が多く、また一品を作るのに結構手間をかけていたのだが、その時間が惜しくなってきた。それで時間削減かつ十分量の野菜の摂取を目指して色々するうち、冷凍ご飯+汁物+主菜+副菜という形が早く作れるということに気づいた。これはかなりポピュラーな献立の立て方だと思うが、これまで何故か手間をかけて一品料理を作ることばかりしてきたので気づかなかった。
 汁物は大抵味噌汁を作る。出汁をとるのは事前の準備が必要で面倒だと思っていたが、水にいきなり昆布やらかつお節やら干し椎茸やらを入れて加熱しても普通に美味しい出汁が取れるのでそういう風にやっている。時間があるときは丁寧にやるけれども。具はなめこが好みで1回の食事で1パック分全部入れて大量のなめこが入ったものを作っている。これまで味噌は合わせ味噌を使ってきたが、なめこ汁を作ると少し物足りないと思っていた。なめこ汁といえば赤味噌だよなと思いつつも何となく汎用性が高い気がして合わせ味噌を買い続けていた。
 僕の実家は中部地方にあるのだが、先日帰省した。今回帰省するときに赤味噌を買おうと心に決めていた。京都でもスーパーに行けば赤味噌はあるけれども何となく地元で買った方が良いというイメージがあった。それで八丁味噌を買って帰ってきて、昨日なめこ汁を作ったのだがこれが美味かった。今日味噌汁を作るときには合わせと八丁味噌を混ぜて味噌汁を作った。で、食べると美味い。自分が想像していたよりも僕は赤味噌が好きだったらしい。